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関西茶話会

「第63回関西茶話会」が開催されました

令和8年6月13日(土)午後2時半から、中央電気倶楽部(大阪市)において、大阪大学大学院人文学研究科 教授 野村 玄 先生を講師にお迎えし、「本能寺の変の決行過程をめぐる諸問題」という演題で、講演会を開催しました。

野村先生の専門分野は日本近世政治史で、特に織豊期から家康に至る間における天皇の地位・権能、及び天下人自身の神格化などについて研究されていますが、今回の講演では、冒頭に「本能寺の変が何故その日(6月2日)でないといけなかったのか」が講演のポイントである旨、野村先生から発言がありました。明智光秀が起こした本能寺の変の理由については、野望説、怨恨説等々、諸説があるのですが、野村先生は各種の史料に基づく当時の状況を時系列に説明され、5月17日頃から6月2日に至るまでのプロセスから、明智光秀が6月2日に決行する必然性を導き出されました。

講演の最後には、当時の日本で布教していたイエズス会宣教師のルイス・フロイスからのイエズス会総長宛の書簡において、ポルトガル人キリスト教徒の視点による織田信長像や明智光秀像の多面的かつ独特な描写についても解説があり、講演を締めくくられました。

また、講演の終了後に行われた講演会参加者との質疑応答の時間においては、参加者からの多様な質問が多くありましたが、野村先生は非常に丁寧な説明をされ、今回の関西茶話会は盛会裏のうちに終了しました。

【お詫び】

第62回関西茶話会のご案内のページにおいて、先生の肩書表記に誤りがございました。正しい肩書は、「京都大学大学院医学研究科教授」でございます。
お詫びして訂正いたします。