学士会とは
大学、国、世代を超えて交流し、共に学び、
伝統の中で培われた叡知と文化を、未来へ引き継ぐ、
知の創発の場
学士会の使命
「一般社団法人学士会」は、国立七大学(北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大)の卒業生・学生・教員など、約5万人の会員からなる合同同窓団体です。七大学の総長も会員で、各大学支部の支部長でもあります。
また学士会は、同窓団体であると同時に、学際的な活動団体として、明治19(1886)年の創立以来130年以上にわたり、時代の最先端をなす学術や文化の発信・啓発に努めてきました。
学士会の目的は、会員相互の親睦を深めることに加え、学術的・文化的知識の創発・普及を図るとともに、七大学の活動を支援し、学術の進歩・文化の向上に寄与することにあります。私たちは、創立以来、社会や歴史の最新の流れを的確に捉え、情報を発信し、学術の進歩・文化の向上に力を尽くしてきました。
伝統に裏付けされたこの“志”を核に、多方面に活動を展開しています。不確実な未来を抱える現代社会に対して、国連の持続可能な開発目標(SDGs)なども視野に入れ、長期的視点からの“知”を発信していくこと、それが、私たち「学士会の使命」と考えています。
学士会の活動
学士会では、その目的・使命に沿って様々な活動を行っています。
創立以来永きにわたり発行し続けている『學士會会報』や、ノーベル賞受賞者など各界で活躍されている多彩な講演者による「講演会」は、必ずや皆さまの知的好奇心を刺激し、新たな気づきをもたらしてくれる筈です。その他、七大学の「いま」をお知らせする総合情報誌『NU7』の発行、次世代を担う若手会員を対象とした活動支援など、新しい取り組みも行っています。
また学士会では、会員のみに留まらず、広く人びとの交流と連携の場として「学士会館」を提供しています。講演会、研究会、発表会などの学術的イベントや大学同窓会の会合、あるいは婚礼など祝賀の宴が開催される他、同好の趣味をもった会員の方々が日常的に集い、近しく親睦を深めています。
私たちの活動の場は、学士会館だけでなく、「七大学同窓会との共催地域講演会」や「地域若手会の推進」など、全国に広がっており、会員の交流、連携、知の発信を応援しています。今後は、世界にも活動の場を拡げていきます。