関西茶話会
「第62回関西茶話会」が開催されました
令和8年4月11日(土)午後2時半から、京都大学楽友会館において、京都大学大学院医学研究科 教授 木下 彩栄 先生を講師にお迎えし、「認知症アップデート’26」という演題で、講演会を開催しました。
木下先生の専門は認知症学分野で、認知症やアルツハイマー病に関する多数の論文、著書を執筆されています。今回の講演では、超高齢化が進んだ日本においては、加齢とともに認知症の罹患率が増加し、認知症の約7割をアルツハイマー病が占めるとの説明から講演が始まりました。特にアルツハイマー病の発症における脳の萎縮に関する詳細な説明、また、なぜ認知症の早期発見が重要であるかについて、早期の治療との関係からその重要性について丁寧に説明がなされました。さらにアルツハイマー病への新薬の開発状況や生活習慣病が認知症の危険因子であることについても非常にわかりやすい解説がありました。
講演の最後には、教育や啓発の重要性、また産業界や自治体との連携による認知症を発症してからの各種の支援という観点から、シームレスな認知症対策が重要であるとの説明があり、講演を締めくくられました。
なお、講演の終了後に行われた講演会参加者との質疑応答の時間においては、多くの参加者から今後の新薬の開発に関する展望、また食生活や日々の生活行動等に関する多様な質問が数多くあり、木下先生は非常に丁寧な回答をされ、今回の関西茶話会は盛会裏のうちに終了しました。
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木下 彩栄 先生
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講演会の様子
【お詫び】
第62回関西茶話会のご案内のページにおいて、先生の肩書表記に誤りがございました。正しい肩書は、「京都大学大学院医学研究科教授」でございます。
お詫びして訂正いたします。