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学士会イベント

「東北講演会」が開催されました

「学士会主催東北講演会」が開催されました

平成28年2月14日(日)、東北大学片平キャンパスさくらホールにて「学士会主催東北講演会」(共催:東北大学・東北大学萩友会、後援:河北新報社・NHK仙台放送局)を開催、東北大学名誉教授・東京大学名誉教授・日本学士院会員で、学士会代議員の樋口陽一(ひぐち・よういち)氏を講師にお迎えし、「日本近代のあゆみと<立憲政治>-その中で大学がしたこと、できなかったこと-」という演題でご講演いただきました。

 満員となった講演会では、明治憲法制定時に全国で在野の憲法草案が多く出されたことや戦前の憲法下で政権交代や民本主義の普及があったこと、戦後の日本憲法制定時に大学人が果たした役割、特に大学人の議論よりも民間の言論人の提案の方が参考にされたことなどを立憲主義をめぐる社会の変遷の中で紹介、現在の政治情勢、社会情勢のなかで立憲主義をどう考えるか、について大きさ示唆が与えられました。

 続く懇親会では、東北大学関係者や東北大学萩友会(全学同窓会)、学士会の会員および一般参加者が親睦を深めるとともに、講演に関連するテーマの議論などが続けられました。

今回の講演要旨は、平成28年7月1日発行の学士会情報誌『NU7』No.6に掲載予定です。

講演会の様子

講演会の様子2

 

樋口 陽一氏
講師の樋口 陽一氏

里見進東北大学総長
里見 進 東北大学総長の挨拶

 

西澤潤一学士会理事
西澤 潤一 学士会理事

懇親会の様子
懇親会の様子

懇親会の様子2
参加者と講師の歓談