『未来の自分に投資! 20代で学ぶお金の成功法則』
第1回目:20代のうちに知っておきたいお金の基本
みなさん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの水野崇(みずのたかし)と申します。
水野総合FP事務所代表として各種メディアで発信をしています。
最近では、NHK土曜ドラマ『3000万』の家計監修・考証を担当しました。
これからのあなたの成功につながるヒントとして、
「お金」をテーマに全6回のメルマガをお届けします。
第1回:20代のうちに知っておきたいお金の基本
1.20代で学んだお金の知識が土台を作る
20代でお金の正しい知識を身につけることが、どうして重要なのでしょうか。
仕事にも慣れ始めこのまま順調にキャリアを歩めば、みなさんは近い将来に昇給・昇進を迎えます。
結婚や出産・育児、自宅購入、転職・起業といったライフステージの変化も訪れるでしょう。
長期的なライフプランとして30代で家を買う、40代で独立起業を目指す、50代で経済的自由を得る、
といった人生の目標を実現するためには、今からお金の準備が欠かせません。
欲しいものや買いたいものにお金をすべて使っていませんか?
お金の基本は「収入」「支出」「貯蓄」のバランスを整えることから始まります。
人生100年時代とも言われる長い人生の中で、20代は資産形成のスタート地点に位置しています。
この時期に基本を押さえお金のバランスを整えることで、将来の経済的安定の土台を作ることができます。
20代からお金の流れを「見える化」して、収入から毎月一定額を貯蓄に回せる仕組みづくりに
トライしてみましょう。お金の見える化には「何に、どれだけ使っているか」の支出の可視化が欠かせません。
おすすめは家計簿アプリの活用。
収入と支出の流れが見える化できれば、あとは資産形成の最初の一歩を踏み出すのみです。
2.資産形成のポイントは「時間を味方にする」こと。
みなさんが持つ資産には、大まかに分類して「有形資産」と「無形資産」の2つがあります。
有形資産とは、金融資産や不動産など実物資産のことです。
もうひとつの資産である無形資産は、自分で自覚している以外にあらゆるものが該当します。
例を挙げれば、経験やスキル、技術、資格、知識、人脈、SNSフォロワーなど。
無形資産は企業でも重視され始めていますが、いずれ有形資産に変わる可能性を持った大切な資産です。
無形資産への投資が、あなたのキャリアの選択肢を大きく広げ、将来的な収入増にもつながります。
だからこそ、目先の損得だけに目を奪われず、20代から時間を味方にして、
「有形資産」「無形資産」の両方で資産形成を目指していきましょう。
そうすれば、未来の自分の可能性を最大限に引き出す準備が整うはずです。
まとめ
将来を見据えてお金の流れの見える化を。
時間を味方に、「有形資産」だけでなく「無形資産」にも注目。
次回は、「収入」「支出」「貯蓄」のバランスの整え方について、より詳しくお伝えします。
水野 崇(CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
https://mizunotakashi.com/fp-profile/