文字サイズ
背景色変更

~ ひと足お先にコラム ~「ポジティブにイメージチェンジ!」
第2回:イメチェンで変えるのは何?

~ ひと足お先にコラム ~「ポジティブにイメージチェンジ!」

みなさん、こんにちは。あなたの人生の転機に向けて、『イメージ戦略について考えてみませんか』というコラムをお届けしています。
前回はイメチェンの最初の取り組みとして『自分を客観視する』というお話をしました。

今回は、実際にイメチェンをするときに「どこを変えるのか?」を考えてみようと思います。
「見た目」だけではありません。内面も変えてこそ、周囲に与える印象を大きく変えられます。
心構えまで含めた“トータルな変化”を目指しながら、ポイントを整理してみましょう。

第2回 :イメチェンで変えるのは何?

1.見た目  第一に清潔感

社会人として信頼されるために、特に強く意識したいのが「清潔感」。
これは単なる身だしなみではなく、相手に安心感を与える重要な要素です。
初対面の場では、言葉よりも視覚情報が先に伝わります。
髪型が整い、服に清潔感があれば、それだけで「きちんとしている人」と思ってもらえるのです。
清潔であるためには、毎日の習慣に「整える」時間を組み込むだけでも十分です。
鏡の前で数秒確認する、靴を帰宅後に磨いておく──そんな小さな積み重ねが社会人としての信頼感につながります。

2.服装  相手や場面に配慮して

社会人として「華美すぎない」・「シンプルで上品」・「場に合った装い」の3つを心がけてみましょう。
高価な服をたくさん揃える必要はありません。ベーシックなアイテムをいくつか揃え、それらを着回せるようになると、コーディネートの幅が広がります。
流行を追うよりも、自分の骨格やパーソナルカラーに合った服を選ぶことで、自然と洗練された印象になります。診断を受けるのもおすすめです。

3.持ち物  小物こそ印象を決める

名刺入れ・ペン・バッグ・財布・時計…。
普段から使う個人的な持ち物から、その人物が分かることがあります。
ブランド品にこだわらなくても、小物に清潔感があり丁寧に使っている姿は、好印象を与えます。
定期的にバッグや財布をきれいに掃除する、傷や汚れがある物は買い替えるなど、自分の身の回りの小物にも気を配りましょう。

4.内面  言葉づかいとふるまいを考える

見た目がどんなに変わっても、言葉づかいやふるまいが学生のままでは、周囲はあなたを「大人」として見てくれません。
あなたを表す大事な要素として、考えてみましょう。
シンプルで誠実な表現を意識すると、会話の印象は一気に変わります。
正しく敬語が使えるようになるには日常的な訓練が必要です。
うつむいたまま、ポケットに手を入れて話をしていませんか?
相手の目をしっかり見て話す、背筋を伸ばして歩く、といった基本的なふるまいを見直すだけで、品のある大人としての印象が生まれます。

5.気構え  イメチェンの目的を明確にする

「自信を持って仕事に取り組みたい」・「信頼される社会人になりたい」・「大人として洗練された自分でいたい」・・・なぜイメチェンしたいのか、あなたが目指す方向を明確にしておきましょう。
目的がはっきりしていれば、途中でブレにくくなりますし、努力を継続するモチベーションにもなります。
イメチェンは単なる外見の変化ではなく、「自分をより良くプロデュースすること」なのです。
見た目を整えることで自分の意識も変わり、その意識の変化がまた外見に表れ、という好循環を生みだしていきましょう。


まとめ:ポイントを意識しながら着実に

イメチェンは、社会人としての自分自身を、新しく形づくるための大切なステップなのです。
自分らしく、大人として洗練された姿をめざしてセルフプロデュースを考えてみましょう。

次回は、イメチェンするときの『バランス』というテーマでお伝えします。

いがらし あきと
美容ライターとして、スキンケア・ダイエット・ファッションなど幅広く発信をしています。
日本化粧品検定1級取得・医療事務/介護事務経験・エステ勤務など、理論と実践を踏まえたお役立ち情報をお届けできるよう、活動中です。
ママとして最近は育児関連にも力を入れています。

一覧に戻る