夕食会・午餐会感想レポート

7月10日夕食会

 時機を得たテーマを選び、講師を選んで頂いた事をまず感謝したい。包括的でバランスのよくとれたお話で、よく理解する事ができた。ただ講師も準備されていた模様であるが、もっと時間に余裕があれば、「日本の安全保障目標達成の手段」についてもう少し伺いたかったし、特に配布資料最後の「厳しさを増す安全保障環境による防衛力の役割の増大と、一方における財政事情による防衛関係費の制約」についてより突込んで具体的にお話を伺いたかった。
 厳しさを増す安全保障環境に備えるには、どの様な装備・人員が必要なのか。その為の費用はどの程度必要なのか。防衛力を整えるには10~20年の長期計画が必要と聞く。
 この様な点について事情の分った防衛関係者同志の内部の検討にまかせてすむ問題ではない。広く国民的同意を得る必要があるが、議論検討をすすめる上で、資料・情報が必要。少なくとも、学士会等有識者が的確な資料・情報にもとづいた共通の認識・意識をもつことが必要と思う。
 too lateにならない様、可及的速やかにその様な機会を与えて頂きたい。

(東大・法、鳥取 滋治郎)


 新憲法の下で、わが自衛隊の活躍ぶりは目を見張る。この国難ともいうべき未曾有の大災害での献 身的な活躍もソマリア沖での海賊対応も然りで頼もしい限りである。
 西元先生のテーマを絞ったご講演、膨大な守備範囲の中で複雑に絡み合った問題を準備の行き届いた資料でわかり易いものだった。いかに情報公開が当たり前の世の中とはいえ、国の安全保障問題ではすべてオープンとは行かない筈。制約もある中でもしかし質疑にも丁寧に応答されお人柄が伺われて国の防衛政策に信頼を抱かせた。小生は国家の威信を著しく傷つけた問題の一つが「北朝鮮による拉致」と思っているが、不安定な北朝鮮が崩壊した時の、拉致された邦人の救出に多大な関心がある。法改正も必要だろうが自衛隊がその訓練もしているようで心強く思った。
 戦後66年、わが自衛隊は見事に国際的に名誉ある存在となっている。日米関係を軸に国際紛争には専守防衛に徹し良き伝統を守り続けて欲しい。国民の一人として「わが祖国日本」を愛し続けたい。

(東大・農、土肥 由長)

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