文字サイズ
背景色変更

夕食会・午餐会感想レポート

平成27年9月午餐会「特殊詐欺~その巧妙な手口と騙されないための対策」

夕食会・午餐会感想レポート

9月18日午餐会

本日の講演会は警察庁長官官房審議官からお話を聴けるというので興味を持って参加させて戴いた。

講演会は、パワーポイントを使っての要領のよい説明で、とてもよく理解でき、うっかりして自分が騙されることのないよう気を引き締めさせられた。被害者の6割は65歳以上で占められているとのことであったが、この講演聴講者の多くが65歳以上であろうと推測できたので、他の参加者の皆様にとっても非常に有益だったのではと思う。

特殊詐欺の実情を伺うと、犯人達と取り締まり側との“鼬ごっこ”の連続の様子がよく分かる。また地域住民の行動パターンの差により、詐欺の種類に差が出ているという説明も興味深かった。

質問の機会がなかったが、もしチャンスがあれば次の点を訊いてみたいと感じた。即ち、配布資料のグラフ“特殊詐欺の認知件数・被害総額の推移”を見ると、本年度上半期が昨年に比し、被害金額がかなり減っているのに件数が増えているが、これまでの傾向と著しく異なるので、その理由を伺ってみたかった。

(京大・経、鶴谷 緑平)