関西茶話会
「第41回関西茶話会」が開催されました
イベント案内
学士会「第41回関西茶話会」が開催されました
10月10日(土)、京都大学楽友会館にて、大阪大学文学研究科教授の桑木野幸司氏を講師にお迎えし、『イタリア・ルネサンス庭園:知を想像する空間』との演題で、「第41回関西茶話会」を開催しました。
イタリア・ルネサンス期においては、教会関係者がこぞって宗教色を排除した造園をしたことや、ヨーロッパでは庭が伝統的に知的活動と結び付いてきたこと、その時代の文化や思想、美学、科学技術の最先端がディスプレイされる場所であるとされました。
庭園がもっている知識を生みだす力、あたらしい発想や、斬新なアイデアが生まれる手助けをする力はとても貴重であり、現代においても庭の力をもっと活用すべきであると強調されました。
最後に、イタリアにおける造園の特徴でもある地形の高低差を利用した庭の映像を見ることができ、参加者はイタリア・ルネサンス文化に思いを馳せることができました。
講演会の様子
会場風景