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「誰も教えてくれない!新社会人のコンディショニングのヒミツ」
第1回:社会人に必要なセルフマネジメントとは?

皆さん、初めまして。新社会人、おめでとうございます。

私は2015年に東京大学大学院医学系研究科を修了している医師の佐上徹(さがみとおる)と申します。最近は産業医として企業の従業員の健康管理をお手伝いする機会が増えました。今回は、メールマガジンを通して、新卒で学士会に入会した皆さんに向けて、テーマごとにコンディション作りのヒントをお知らせする機会を設けてもらいました。

新しい職場での生活が始まり、不安や緊張が複雑に入り混じっていることでしょう。新社会人の皆さんには、その中で健康を維持するってのは、意外と大変なんです。だからこそ、ちょっとした秘訣をシェアしたいと思います。コンディション作りは活躍の第一歩。よいスタートを切ってください!

  1. 社会人に必要なセルフマネジメントとは?
  2. どんな睡眠がよい睡眠?
  3. 朝飯前!朝食を取って職場へ!
  4. 自分でストレスをチェックしよう!
  5. 自分の機嫌は自分で取れ!
  6. 疲労!休養!活動!三位一体の法則

社会人に必要なセルフマネジメントとは?

セルフマネジメントとは、「目標達成や自己実現のために、自分自身を律し管理すること」です。皆さんは今まで学生として、与えられたタスクをこなすことが中心でした。社会人としてはまず、新しい環境・人間関係に適応することが必要で、周囲に多くの先輩・上司がいるはずです。

身体と心の調子を整えることは基本中の基本ですが、これまで誰も教えてくれませんでした。調子を整えるためには基本的な生活習慣を整えることが特に重要です。よふかし、欠食、働きすぎ・遊びすぎが続けば、何のための仕事?何のための休日?ということになってしまいます。

仕事には代理を立てることができますが、体調管理は自分だけができることです。社会人として現場に出てしまうと、個人の体調・コンディション作りについて誰も指示してくれません。しかし、定刻に職場に出勤した時点で、フルにパフォーマンスを発揮することが求められているのです。社会人としての目標や自己実現のために、日々振り返りを行い、改善をしていくことがセルフマネジメント。こんなマインドをもって、日々過ごしてほしいと思っています。

次回は、睡眠に焦点を当てて詳しくお話しします。お楽しみに!

 

 

まとめ:目標実現のために、日々振り返りを行い、改善する!

佐上 徹(医師・学士会会員)

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