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学士会メールマガジン

No071号 2008/11/1 配信分


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■ 学士会から毎月お届けするメールマガジン     2008年11月号
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■■■ 学士会通信 No.071
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■                                         http://www.gakushikai.or.jp
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     ※このメールは、等幅フォントでご覧頂くと最適に表示されます。
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★ 今月のINDEX ★
┃1.トップニュース
┣━━━……男女共同参画社会シンポジウムの開催報告
┃     2008年9月26日(金)、「男女共同参画社会に向けて─女性研究者
┃     支援を通じた基幹大学の役割─」が開催されました。
┃
┃2.イベント@学士会
┣━━━……【夕食会・午餐会】などのお知らせ ☆
┃
┃
┃3.学士会からのお知らせ
┣━━━…… 終身会員制度が復活します
┃
┃
┃4.学士会アーカイブ
┣━━━……『第XIV回ソルヴェイ会議の想い出』
┃                               坂田 昌一  No.709(昭和45年10月)号
┃
┣━━━……『反物質の謎』
┃                               小林 誠   No.824(平成11年 7月)号
┃
┣━━━……『21世紀と大学』
┃                               益川 敏英  No.835(平成14年 4月)号
┃
┃5.学士会コンシェルジュ・デスク
┣━━━……各種サービスサイトをまとめてお知らせ
┃
┃
┃6.U7.net登録者限定プレゼント
┗━━━……『え、わたしが裁判員?-裁判員六人の成長物語』3冊
                       愛知県総合法律事務所 著



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■1.トップニュース  男女共同参画社会シンポジウムの開催報告
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  2008年9月26日(金)、学士会の呼びかけによりシンポジウム「男女共同参
  画社会に向けて─女性研究者支援を通じた基幹大学の役割─」が開催され
  ました。

  七大学と学士会が主催となり、文部科学省、内閣府、(独)科学技術振興
  機構、男女共同参画学協会連絡会にご後援いただきました。

  七大学の総長全員がご参加くださり、七大学からの報告の後、『U7─男
  女共同参画に係る共同宣言』を発表いたしました。

  共同宣言の全文はこちらから。
  http://www.gakushikai.or.jp/symposium/index.html

                              ~ ■ ~

【2】若手会員が対象の昼食会、11月は金融業界、そして待望の女性会員

                ★20代~30代の若手会員の方へ★

  11月の昼食会は金融業会、そして要望の多かった女性会員のカテゴリー
  で開催します。「金融」は11月1日(土)、「女性」は11月15日
  (土)です。該当する方には案内状をメールでお送りしておりますので、
  奮ってご参加下さい。


  お問い合わせ:学士会企画課
  03-3292-5955(平日9:00~17:00)
  kikaku-ka@gakushikai.jp

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■2.イベント@学士会
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・‥…━━━★ 夕 食 会(since 1965~)
http://www.gakushikai.or.jp/event/index.html


  2008年11月10日(月):講師 住 明正氏
            (東京大学サステイナビリティ学連携研究機構
             地球持続戦略研究イニシアティブ
             統括ディレクター)
          演題『地球温暖化問題の現状と今後の展開』

  2008年12月10日(水):講師 二宮 正人氏
            (サンパウロ大学法学部博士教授)
          演題『100周年を迎えた日伯関係の将来への展望』


  2009年 1月 9日(金):講師 岡田 彬氏
            (千代田区観光協会常務理事・事務局長、
             元東京大学野球部監督)



・‥…━━━★ 午 餐 会(since 1928~)
http://www.gakushikai.or.jp/event/index.html


      11月20日(木):講師 尾池 和夫氏
            (京都大学前総長)
          演題『地震を知って震災に備える』


      12月の午餐会は例年通り、休会です。


       1月20日(火):講師 出井 伸之氏
          (クォンタムリープ?代表取締役、前ソニー?最高顧問)



・‥…━━━★ 忘年家族会(since 1929~)
https://www.gakushikai.or.jp/seminar/seminar.html

      12月20日(土)、21日(日):昼の組、夜の組
            パントマイム、モダン曲芸、ぬいぐるみ劇
            申込締め切り:12月8日(月)
            申込・問合せ:03-3292-5933


・‥…━━━★ 定 期 イ ベ ン ト(since 2003~)
https://www.gakushikai.or.jp/seminar/seminar.html

┏┓
  ┗■活弁 in 学士会座&澤登翠のシネマトーク

      11月13日(木)18時30分開演
      (開場18時、上映終了20時15分、トーク終了21時00分)
       ※ワイン、ピアノ生演奏付き


       上演作品 :思ひ出-
                      アメリカ MGM作品(102分)
                      原作:ウィルヘルム・マイヤーフェルスター
           監督:エルンスト・ルビッチ

                          ↓詳しくはこちら↓
          https://www.gakushikai.or.jp/seminar/seminar.htm

     ◆ 各種詳細は上記のURLにて:
       お問い合わせ・お申し込みはこちらまで↓
       学士会会員サービス課 TEL 03-3292-5933(平日9:00~17:00)
                 メールkaiin-ka@gakushikai.or.jp


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■3.学士会からのお知らせ
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   終身会員制度が復活します
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  来年度から、終身会員制度が復活することになりました。

  終身会費
  平成21年度に55歳以上の方・・・・・・ 50,000円
  平成21年度に55歳未満の方・・・・・・100,000円
  (毎年度、55歳になる年度の方が、50,000円になります)

  終身会員特典として、終身会員証を発行する予定です。会員証は平成21
  年2月27日(金)までに、終身会費をご納付くださいました会員に、5
  月初旬にご送付いたします。特典サービスは、平成21年4月1日から、適
  用されます。

  終身会員特典は、
  ■学士会年会費・永久不要
  ■終身会員証の発行
  ■学士会館利用にあたり、各種割引など

  お申込み・お問合せは、学士会会員サービス課まで
  電話番号:03-3292-5933(平日9:00~17:00)
  メール :kaiin-ka@gakushikai.or.jp(件名を「終身会員の件」として送
                    信してください)


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■4.学士会アーカイブス
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┗■『第XIV回ソルヴェイ会議の想い出』会報No.709号
                     坂田 昌一 (昭和45年10月)

 丁度筆者が発病した前年1967年の秋、ベルギーのブリュッセルで第?Ⅳ
回ソルヴェイ物理学会議がひらかれた。ソルヴェイ会議はアンモニア・ソーダ
法の発明により、巨万の富を築いたソルヴェイの寄付により設立された財団が
四年目毎に開催するもので、ノーベル財団のノーベル賞と並んで、二十世紀の
学問の発展に極めて大きな役割を演じたことはよく知られている。近年ICS
U(国際学術連合)の主催する会議が年々千人をこえる大きな集会になりつつ
ある現状の中で、二十人前後の会議の持つ意義は極めて大きい。しかし、大会
議によって変貌をとげつつある学問の性格が、このような伝統ある会議へも反
作用を及ぼしつつある事実は否定することができない。

 そんな話を前々回の会議に出席された湯川、朝永両先生から伺っていたので、
1967年の会議に招待されたときにもどうしようかと迷った。しかし、国内
的にむしゃくしゃしていたおりでもあり、また子供達が小さい間は妻と一緒に
でかける機会がなかったので彼女への感謝をもふくめ、妻を伴い何度目かのヨ
ーロッパ旅行へ出かけることを決意した。その旅行についてはまだどこにも書
いたことがないので、とくに変わった話でもないがその思い出を綴り、責任を
果たしたい。


   全文はこちら↓
   http://www.gakushikai.or.jp/magazine/archives/index.html


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┗■『反物質の謎』会報No.824号
                     小林 誠 (平成11年7月)

 筑波研究学園都市の高エネルギー加速器研究機構において、Bファクトリー
と呼ばれる加速器が完成した。この文章が掲載される頃には、Bファクトリー
を使った本格的な実験が始まっているであろう。実験の最大の目的は「CP対
称性の破れ」と呼ばれるものの検証であるが、これは自然界の大きな謎の一つ
である反物質の問題と深く関わっている。

 イギリスの物理学者ディラックが、1930年頃、粒子には対となる反粒子
というものが存在すると言いだしたのが、そもそものことの起こりである。反
粒子は粒子と質量が等しく、電荷の符号が反対という性質を持つ。

 われわれの身の回りの物質は電子と、原子核を構成する陽子および中性子か
らできていると考えると、ディラックの主張は、電子の反粒子である陽電子、
陽子に対する反陽子、中性子に対する反中性子がそれぞれ存在するというので
ある(電子の場合だけ反電子とは言わない)。陽電子と反陽子と反中性子から
は反電子が作られ、反原子が集まれば、反物質ができる。反原子だけからでき
た反人間も、少なくとも原理的には存在しうることになるのである。

   全文はこちら↓
   http://www.gakushikai.or.jp/magazine/archives/index.html


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┗■『二十一世紀と大学』会報No.835号
                     益川 敏英 (平成14年4月)

 今、日本の大学が大きく変容しようとしている。大学の現状や明治以来の百
年の実績を分析し、有るべき姿に思いを馳せながら、ここをこう変えようとい
う議論からではない。1990年の初頭に言われだした産業界からの声、「益々
激しくなる国際競争、生き残るための技術開発競争」に大学の資源“人と機能”
を参加させたいが、大学は思うようには対応してくれない、との声が初めにあ
った。それが大学を改革する必要があるに変わっていった。

 もう一つは18才人口の減少による私学の経営問題に関係して「国立大学は
多すぎる」の声であった。これにバブルの崩壊による国家財政破綻が絡んでき
た。財政問題は大変重要な問題ではあるが、大学の活動をどれほどの規模で行
うか、優先順位をどうするかの問題であり、大学のアクティビティーが何処に
あるべきか、如何にあるべきかとは関係は薄いのでここでは取り上げない(物
事はこれほど単純に進んでいるわけではないことは知っている)。

   全文はこちら↓
   http://www.gakushikai.or.jp/magazine/archives/index.html


■■■::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■5.学士会コンシェルジュ・デスク
■====================================================================

 ◆──────┓
 │学士会館本館│東京都千代田区神田錦町3-28   電話:03(3292)5936
 ┗──────◆
 ◆──────┓
 │学士会分館 │東京都文京区本郷7-3-1     電話:03(3814)5541
 ┗──────◆東京大学構内赤門隣り

■ 学士会館情報はこちらから
 宿泊・婚礼・レストラン >> http://www.gakushikaikan.co.jp/index.html
 幹事代行サービス >> http://www.gakushikai.or.jp/info/secretary.html

■ 定期刊行物の目次はこちらから
  學士會会報 >> http://www.gakushikai.or.jp/magazine/index.html
  先学訪問  >> http://www.gakushikai.or.jp/magazine/index.html
  U7    >> http://www.gakushikai.or.jp/magazine/index.html

■ ネットサービス関連はこちらから(学生向けお試しサービスもあります)
  生涯メールアドレス  >> http://www.gakushikai.or.jp/life/index.html
  大学SNS(東大OBネット) >> http://www.todai-ob.net/
  大学SNS(京大OBネット) >> http://www.kyodai-ob.net/
  U7ネット(会員専用サイト)  >> https://www.useven.net/login.php

■ 住所変更・異動届けはこちらから >>                
  https://www.gakushikai.or.jp/update/update_0.php

■ その他のサービス
  学士会カード   >> http://www.gakushikai.or.jp/card/card.html
 学士会ACS(七大OB限定 転職支援サービス)
          >> https://www.gakushikai-acs.net/index.html
 学士会ゴルフ倶楽部>> https://www.useven.net/login.php

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  供になります。
  
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 ★ └──┘ ご登録頂いた方にのみこっそりお知らせいたします。   
 ★
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                     ◆ 今月のプレゼント ◆

               =======================================
      『京都大学 男女共同参画への挑戦』(明石書店)を1名様に
          京都大学女性研究者支援センター・編

                              ☆ ☆ ☆
  こちらの本は、京都大学女性研究者支援センター・センター長の稲葉カヨ
  氏からご提供いただきました。

               =======================================
   『えっ、私が裁判員?─裁判員六人の成長物語─』(第一法規)
    を3名様に

                              ☆ ☆ ☆
  こちらの本は、現在、好評開催中の「若手限定昼食会」に参加して下さっ
  た、藤吉史朗会員(東大出身)が、編集に携わった書籍です。
  今回特別に、藤吉会員からプレゼントしていただきました。

  若手昼食会には、藤吉会員を始め、各業界で活躍する、個性豊かな若手会
  員が参加中です。ぜひ、一度会場に足を運んでみてください。

               =======================================

           ☆ エントリー期間  11/1(土)~11/15(土) ☆
            ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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★: 編 集 後 記 ★  一に教育、二に教育、三に教育
━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先月は日本人のノーベル賞受賞ラッシュに日本中が沸き立ちましたが、小林、
益川両氏が受賞のコメントで「日本の教育環境の危機」を繰り返し訴えていた
のが印象的でした。

前後して経済協力開発機構(OECD)加盟国の教育に関する調査データが発表さ
れ、日本は加盟28カ国中、教育への公財政支出が最下位、一方私費負担は平均
を大きく上回るという結果に。
GDPに占める教育支出の割合は、その国が資源全体を分配する上で教育をどの
程度優先しているか示す指標ということで、公的投資の少ない日本は「質の高
い教育」を受けるには私費で補うしかない状況が浮き彫りになりました。

イギリスのトニー・ブレア元首相が就任後の所信表明演説で「国家に大切なこ
とは三つある。“教育”“教育”そして“教育”だ!」と連呼し、大喝采を浴
びた光景は今でも忘れられませんが、基礎研究の高いレベルを維持し、素晴ら
しい伝統を次世代につないでいくために“我が国”のトップはどのような考え
を持っているのか、知りたくなりました。

                      会員サービス課(黒渕美季)


                         >お便りはこちらへ<
                      kaiin-ka@gakushikai.or.jp

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  ◆メール:info@gakushikai.or.jp
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