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学士会メールマガジン

No012号 2003/12/1 配信分


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★★★学士会メールマガジン     No.012
★★★2003年12月号         http://www.gakushikai.or.jp
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いつもメールマガジンをお読み下さいましてありがとうございます。

┌─────────────────────────────────┐
◇ INDEX
└─────────────────────────────────┘
[1].今後の夕食会・午餐会の予定
[2].学士会ニュース
[3].イベントのご案内
[4].学士会館同窓会情報[七大学関係の同窓会]
[5].過去の会報ピックアップ[學士會会報NO.691号 昭和41年4月号より]
[6].会員からの投稿コーナー
[7].今月の一冊

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         ● 今後の夕食会・午餐会の予定 ●
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◆ 夕食会 12月10日(水)  藤原 帰一氏
             (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
            1月 9日(金)   徳丸 吉彦氏
                          (放送大学教授・お茶の水女子大学名誉教授)
 
◆ 午餐会  1月20日 (火)   岩見 隆夫氏
                          (毎日新聞東京本社編集局顧問)
 
◆ 忘年家族会
         12月20日(土)  忘年家族会
        21日(日)  忘年家族会
◆ 新年祝賀会
      1月 6日 (火)  活弁付無声映画『瞼の母』(弁士: 澤登翠)
        (生演奏:三味線・ピアノ・ヴァイオリン・フルート・太鼓)


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            ● 学士会ニュース ●
      ≪学士会カード発行キャンペーン締め切り迫る≫
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 本年9月から発行を開始した学士会カードに、いよいよ平成16年1月1日か
ら学士会独自のサービスとなる美術館・博物館での優待割引が導入されます。
 現在、日本全国60以上の文化施設から提携協力を頂いています。施設一覧は
學士會会報1月号及び12月中に学士会ホームページに掲載します。
 また、カード年会費が初年度無料となる申込期間の締め切りが12月末までと
迫っています。
 この機会に、何卒、学士会カードへのご入会をお願い申し上げます。
お問い合わせ 学士会 企画係(平日9:00~17:00)
TEL 03-3292-5955
e-mail:info@gakushikai.or.jp
URL   :http://www.gakushikai.or.jp/card/card.html

ダイナースクラブカード 0120-041-962(24時間 年中無休)
ホームページはこちら:
>> http://www.diners.co.jp/intro/card/teikei/gakushi_idx.html <<

シティバンクカード   0120-86-69-24(24時間 年中無休)
ホームページはこちら
>> http://www.citibank.co.jp/ccsi/gakushikai.html <<


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           ● イベントのお知らせ ●
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◆雅楽コンサートのご案内 ◆◆◆

<yEar. あたらしき年のはじめに集う~雅楽のひびきより~>
♪ 開催日時:2004年1月24日(土) 午後2時開演(1時30分開場)
♪ 場  所:学士会館神田本館1F レセプションホール
♪ チケット:一般3500円 学士会会員3000円 小・中学生2000円
     ※ コーヒーor紅茶付
♪ 出  演:石川 高(笙)、笹本武志(笛)、八百谷 啓(篳篥)
       本橋 文(篳篥・筝)、中村かほる(琵琶・舞)
♪ 曲  目:朗詠「嘉辰」、舞「納曽利」他
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◆学士会館で落語会 その四 ◆◆◆

<柳家小はん独演会>
▲演目【二番煎じ】
   【鮑のし】
▲開催日時:2004年1月29日(木) 午後6:30 笑い始め(6:00開場)
▲場  所:学士会館神田本館1F レセプションホール
▲木戸銭 :前売り2000円(小中学生700円) * 喉湿し、笑止税込み
      当 日2500円(小中学生700円)
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*チケット予約
学士会企画係まで氏名・連絡先住所・電話番号・枚数をお知らせ下さい。

TEL   :03-3292-5955(平日9時~17時)
FAX   :03-3292-2779(学士会事務局)
e-mail:nishikawa@gakushikai.or.jp
URL   :http://www.gakushikai.or.jp

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◆学士会企画による研修ツアー 第3弾◆◆◆

【四国八十八か寺 お遍路の旅 ~発心の寺~】<頼富本宏会員を講師に迎え>

 7月、11月に大好評だった鎌倉ツアー、東京近代建築ツアーに続き、第3弾と
しまして四国お遍路ツアーを開催します。四国八十八か寺を数回に分けて満願
の予定ですが、今回は2泊から3泊の行程で、その1日を頼富講師に先達して
いただきます。

2004年3月初旬金曜日出発(予定)
現地集合解散  全食事つき
講師:頼富本宏会員(種智院大学学長・京大卒)

▲頼富本宏(Motohiro Yoritomi)
 1945年、香川県に生まれる。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究
科(仏教学)博士課程修了。文学博士。種智院大学教授、国際日本文化研究セ
ンター教授を経て現職。
 インド、チベット、中国の密教遺跡・遺品調査に成果をあげる。真言宗実相寺
(神戸市)住職を兼ねる。著書に『密教仏の研究』(法蔵館)、『空海』(筑摩
書房)、『密教とマンダラ』(日本放送協会)など多数。

◆JTB添乗員が全行程同行いたします。 

詳細は次号メルマガ(1月号)にて告知します。
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     ● 12月の学士会館同窓会情報(七大学関係の同窓会) ●
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学士会館本館
 2日(月)日本寮歌振興会
     縦横無尽会
     京大工一水会
 3日(火)三三会
     三割会
     京大一水会
 5日(金)いてふ会
     大学出版部協会
     三岳会
     阪大同窓会(ガラクタ会)
 6日(土)南風会
     厚木の会
 7日(日)東大物理天文同級会
     赤門テニスクラブ
 9日(火)二火会
10日(水)21年京大冶金会
     九機27会
     東大234会
12日(金)とびら研究会
     三杜会
13日(土)弥生会
     29の会
     水和会
17日(水)水曜会(東大第一外科)
     四創会
19日(金)アメリカ科同窓会幹事会
20日(土)昭和28年卒(旧制東大理学部物理会)
22日(月)芙蓉会
23日(火)葉風会

学士会分館
 1日(月)センバワン会
 3日(水)東大麻酔科同窓会幹事会
 6日(土) 井水会
     東大赤門射撃会総会
     東大教育学部身体教育学コース同窓会
11日(木) 東大公衆衛生学教室同窓会
13日(土)一高文一クラス会
     東京銀杏会
18日(木)Big-5の会
19日(金)秋山研究室忘年会
26日(金)加藤研究室忘年会

※11月20日までに確定しているもののみです。
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◆ 幹事代行サービス承り中 ◆◆◆

 学士会事務局では、同窓会幹事代行サービスを承っています。学士会館で同
窓会を開催される幹事さんのお手伝いをします。

 ①会場の予約
 ②案内状の印刷・発送
 ③出席者の名簿作成
 ④看板・名札の準備
 ⑤会場のレイアウト
 ⑥受付の準備

 といった業務を幹事の方に代わって準備します。切手・葉書代等の実費はご
負担いただきますが、手数料等はいっさい頂きません。

*お問い合わせ/お申し込み(平日9時~17時)
 学士会事務局 TEL:03-3292-5955
 Eメール info@gakushikai.or.jp


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         ● 過去の会報ピックアップ ●
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┃□┃夏目先生と私
┃□┃出原 佃
┃□┃             學士會会報 No.691号(昭和41年4月号)より
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  明治36年9月、私は愛知一中を出て一高に入学した。そのころの高等学校や
大学は、9月から1学期、1月から2学期、4月から3学期、6月末に学年試
験があって、夏休みはユックリ休めた。

 一高で私は、運よく夏目先生に英語を教えて貰った。学期のはじめからでは
なく、中途からであった。英国から帰られたのが中途だったのだろう。
 教科書はテキストブック・オブ・ジオロジーで、先生は一語が出ると、それに
サフィクス、プレフィクスをつけて教えられる。一度に沢山の言葉が覚えられ
るのである。例えば「マリンは海だね、サブマリンは何だね、オイ出原君」
 そのころ、私は禅を始めて、無言の行をしていた。さればといって、夏目先
生に、無言の行をする訳にもいかず、立って兵隊口調で返事をした。
「知らんです」
 サブマリンは海の下で潜水艇、アルトラマリンは海よりも濃い青、それで、
一度に沢山の語らいが出来る。とてもよい方法である。発音もやかましかった。
「オアシスでなく、オエーシスだよ」今でも覚えている。
 何度聞かれても「知らんです」の応答に、先生はついに怒ってしまわれた。
「おい、君は変な男だね、知らんことをさも偉いことに思っているね。俺も長
い間リードルの先生をしているが、君見た様な男ははじめてだ。知らなきゃ、
知りません、ともっとしおらしく返事をしたらどうだね。マー、イゝわ、君に
博士号を授けよう─『ドクトル・シランデス』有り難く頂戴せよ。よいか」
「ハイ、有難うございます」とお受けした。
 ギリシャの学者たちに沢山ある。ソクラテス、アリストテレス等のSに韻を
ふんだのである。今もホントに有り難く思っている。

 私は二部甲の一三組でした。二部甲は、工科へ進む組です。その組に周家彦
君がいた。その周君も、当てられたがグズグズして、返事がハッキリとしない。
「オイ、もっとテキパキ返事をせよ」と怒鳴られた。
「周君は、支那人です」と注意をしたら
「ホウそうか」
 と頭を掻いておられた。その周君は、出世の早い男で、大正3年には、袁世
凱総統の事業部次長をしていて、北京で会った。
 2年のときは教わらなかったが、3年のときにまた教わった。そのときの教
科書は、コナン・ドイルのアドベンチュア・オブ・シャーロックホルムス、そ
の書き出しが、サッカレーの何とかいうことばではじまったことを覚えている。
先生の造られた博士一号、愛弟子の私を見られて、
「オイ出原君、まだ息をしているかね。もう君は息をしていない、と思ってい
た」
「ハイ、私は息を続けております、どうぞお手軟らかにお願いします」
「それがよいね」
「オイ、君、君は愛知だったね」
「ハイ、愛知です」
「大島与吉という男を知っとるかね」
「ハイ、私の先輩です」
「大島は二銭銅貨一つを持って名古屋を出発したそうな。小石川の何処かの素
人下宿の二階にいた。冬のある日のこと、彼は素裸になって、自分の着物を砧
を打つ様に、槌で叩いていた。宿の主人が、大島さん、何をやっているんです
か、と尋ねたら、シラミが沢山いて、一つ一つ取るのは面倒だから、一緒に潰
している、と。面白いやつだね」
「ハイ、面白いですね」
 私が愛知ということをどうして知っておられたのか、不思議である。何年か
たって、その大島さんに、どうして夏目先生と知り合いですか、と聞いたら、
俺は夏目の弟と友達で、よく夏目の家に行った。その弟の奴が、酒でも飲むと、
隣の家の梯子を借りて来て、庇にかけて直接2階へでも上がると思ったら、敷
居にかけて家に入りやがるんだ。敷居が高くてまたがれん、という。

 私は一高を出て大学へ行ってから、小石川竹早町の愛知社に入り、寮生活を
続けた。その頃文部省は推薦で先生に博士号を贈った。先生は、文部省に博士
号を貰いに行かないと新聞に出た。文部省は困っていた。書留か、内容証明か
でお歳暮のように届けたろうか。私は博士号を屁とも思わぬその夏目先生から
ヂカに戴いたから、ホントに立派なものと思った。
 その頃西園寺総理大臣が、春陽会の文士達を招待した。わが夏目先生はハガ
キで断られた。句に曰く
  時鳥厠半ばに出かねたり     漱石

 その頃聞いた話、文科で先生が講義をしておられると、一人の学生がいつも
懐手をして聞いている。先生は、その懐手の学生は、礼儀を知らぬ男だ、と思
っておられた。その頃の学生は、皆和服に袴で懐手には都合がよい。ついに先
生のカンシャク玉が破裂した。
「オイ、君、講義を聞くのに懐手で聞くとは、無礼じゃないか」と叱った。学
生たちが、
「先生、彼は手がないです」
「ウウン、手がないッ。オイ、俺は、ない知恵を絞って講義をしているんだ、
君も、無い手を出せ」禅の問答その儘。

 私は、明治42年大学を出て満鉄に入社した。そうして大連に勤務した。その
時の満鉄の総裁は中村是公で先生の無二の友達である。その是公の招きで、私
と同じ頃満州に行かれた。満韓ところどころに
「是公の奴が大連の電車のレールを一本棒にせやがった」
その大連鉄道の経営を私がしたのも、誠に因縁深いもの。
 漱石先生が「門」か何かの小説に、宗助の名前で鎌倉の円覚寺に参禅される
所がある。
 その時の典座が釈宗演の養子の釈宗話である。その宗話老師は、根岸に両忘
庵を造って禅の指導をしておられ、私もそこに行った。無言の行はそれから。
そして「知らんです」の因縁。
 参禅された頃知り合いになられた二人の雲水さんは、東京へ来ると、先生を
訪問され、先生も喜んで御馳走された。ご逝去の時そのお二人が、いろいろ世
話をされたとの話。猫に出てくる多々羅三平こと、俣野義郎君も満鉄で同じ釜
の飯を食った。そして時々先生の話を聞いた。ある年新京の一高会で、一高時
代の自慢話のコンクールをやった。私が一番終わりに、私は一高一年の時に天
下の夏目先生から博士号第一号を貰った詳細を発表したら、遂に優等賞を貰っ
た。

 愛知一中の四年先輩に中川芳太郎氏がいる。中学二年で、どんな英語の本で
も読めたという話、先生が東大で講義をされた時の英文科二年。全集に納めて
ある夏目先生の文学論は、その中川芳太郎氏が筆記したものだとの話。虞美人
草の誰かが、その中川芳太郎氏。東大から離れて八高の英語の先生、一高で私
の一年下に高柳賢三君がいる。これは私と逆に、夏目先生に質問ばかりする。
先生もウンザリするほど。ある時、高柳君に
「君は俺に質問するが、俺の月給を調べたことがあるか、俺は君の質問に答え
なきゃならぬ程の月給を貰ってはいないよ」
 その高柳賢三先生と倫敦の東洋館という旅館で同宿していた。大正13年、英
国ではもうラジオ放送をしていた。高柳先生は、労働党の党首マクドナルドが、
グラスゴーで演説しているのを、ラジオで聞いた。その先生を相手に英語の無
用論をしたら「その通りである。しかし日本人は自惚れが多過ぎる。英語でも
やって、その高慢心を打ち砕かなければならぬ」との話。なるほどと、その軍
門に下った。
 後で、同僚の山田潤二君にその話をしたら、高柳は、一高で一年落第してま
で、夏目先生の講義を聞いた程の夏目先生の直伝、日本では英語専門家以上の
英語の名人達人、わが夏目先生の作品である。終戦処理に大した役割をした。
工科系の学生の教科書に、科学系の教科書を使われたことも、先生の卓見であ
る。科学のことは、数学でも、物理でも、化学でも、解っている。それを英語
で読んでも解る。また英語の自信がつく。
 私は晩年教育に転向して、新京工大の世話をした時に、英語の先生に、科学
書を教科書にすることを頼んだ。そしたら、英語の先生たちは、科学に弱い人
が多い。科学用語を知らない。逆に私が科学用語の指導をした。夏目先生は科
学に弱くないので、科学書を教科書に使われた。こういろいろ書いてみると、
夏目先生とは因縁が多い。先生在世中に先生の面会日にでも出て、もっと接触
したかった。満州にいて、遂にそれが果たせなかった。ご逝去になってしまっ
た。

 そして、それから五十年、半世紀、今ごろお逢いしたいと言ったとて出来ぬ
相談、こんなことを書いてみて先生を偲びたい。
                            (名城大学講師)


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       ● 会員からの投稿コーナー ●
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下記に出展しています。
よろしくお願いします。

八束正司夫(やつづか ましお)
******************************
◎第11回かまぼこ板国際コンクール
小さな美術展
2003年11月1日(土)~平成16年1月4日(日)
10:00-17:00
鈴広かまぼこ博物館
小田原市風祭245
鈴広かまぼこ内
http://www.kamaboko.com/art

◎公募第8回芸友選抜展
(主催 上野芸友倶楽部)
2003年12月12日(金)~17日(水)
10:00~18:00(最終日 16:00)
会場:文京シビックセンター
 ギャラリーシビック
(文京区春日1-16-21文京区役所内)
営団丸の内線・後楽園駅より徒歩1分

◎東急多摩田園都市開発50周年記念
Tokyu・Art・Festa・2003に応募した私の作品「夏の鉄橋」が
が下記のスケジュールで展示されます。

「電車とバスの博物館」での展示(原画による展示)
展示期間 平成15年12月20日(土)~12月28日(日)
開館時間 平日10:00-17:00 休日 9:30-17:00
休館日 月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
展示場所 「電車とバスの博物館」イベント館
東急田園都市線 宮崎台駅前
**************************************

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《皆様からの投稿募集》
※会員の皆様からの投稿を募集しています。ご投稿者全員に学士会記念品セッ
 トを進呈しています。投稿は、匿名希望でも承っております。
※また、会員の方からのご要望により、会員の方のホームページを紹介してい
 くことにしました。ご自身のホームページを紹介したい方は、ホームページ
 アドレスと30字前後の紹介文を学士会企画係までお知らせください。
※展示会等の告知も承っております。
※投稿については、下記メールアドレスにお送りください。

info@gakushikai.or.jp

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              ● 今月の一冊 ●
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◆『玄耳と猫と漱石と』
◆安田満著・邑書林・1993年刊

  漱石を朝日新聞社に入れるのに功のあった渋川玄耳の伝記。漱石との交流を
玄耳の朝日新聞退社前後に焦点を置いて綴っている。玄耳は無名の校正係だっ
た石川啄木を朝日歌壇の選者に抜擢し、歌集『一握の砂』の序文も藪野椋十の
名で書き文名も高かった。著者の安田満氏は1915(大正4)年大分市生まれ。
1942年朝日新聞入社後、翌年陸軍報道員としてジャワ新聞に派遣され、1946年
復員、1970年に退社、客員となる。現在、「九州文学」同人。 


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