文字サイズ
背景色変更

学士会メールマガジン

No009号 2003/9/1 配信分


★★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★学士会メールマガジン  No.009
★★★2003年9月号         http://www.gakushikai.or.jp
★★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
いつもメールマガジンを購読頂きましてありがとうございます。
 
┌─────────────────────────────────┐
◇ INDEX
└─────────────────────────────────┘
[1].今後の夕食会・午餐会の予定
[2].学士会ニュース
[3]. イベントのご案内
[4].学士会館同窓会情報[七大学関係の同窓会]
[5].過去の月報ピックアップ[学士会月報NO.471(昭和2年6月号)より]
[6].会員からの投稿コーナー
[7].今月の一冊

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ● 今後の夕食会・午餐会の予定 ●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 夕食会 9月10日(水) 藤森 照信氏	     
                          (東京大学生産技術研究所教授)
           10月10日(金)  高橋 哲哉氏
              (東京大学教養学部教授)
      11月10日(月)  山本 博文氏
              (東京大学史料編纂所教授)

◆ 午餐会 9月22日(月) 土生 芳人氏
                         (岡山大学名誉教授・岡山商科大学法経学部教授)
           10月20日(月)  菊池  誠氏
             (東海大学名誉客員教授)
           11月20日(木)  植草  益氏
             (東京大学名誉教授・東洋大学経済学部教授)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            ● 学士会ニュース ●
          ≪学士会カードを発行しました≫
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 学士会では、本年9月からクレジット機能付きの学士会カードを発行しまし
た。カード特典としまして、以降の学士会年会費の無料制度(学士会ダイナー
スカードおよび学士会シティバンクゴールドカードのみ)や学士会館利用時の
クラブポイントの2倍付与、JTB神保町支店でのツアー割引などを用意しており
ます。
 また、本年中に申し込まれた方には、カード年会費の初年度無料キャンペー
ンも行っております。
 學士會会報9月号でも告知しておりますが、9月10日前後に全会員に申込書を
送付いたします。
 この機会に、何卒、学士会カードへのご入会をお願い申し上げます。

お問い合わせ 学士会 企画係(平日9:00~17:00)
TEL  :03-3292-5955
e-mail:info@gakushikai.or.jp
URL   :http://www.gakushikai.or.jp

ダイナースクラブカード 0120-041-962(24時間 年中無休)
シティバンクカード   0120-86-69-24(24時間 年中無休)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ● イベントのお知らせ ●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆レセプションホールのご案内 ◆◆◆

<関野吉晴氏講演会 『さまざまないのちとの出会い』
        ~グレートジャーニー人類5万キロの旅~>
▲講  師:関野吉晴(医師、探検家)
▲開催日時:9月15日(月・祝)14時~16時(13時半開場)
▲チケット:1,000円 
▲会  場:学士会館神田本館1F レセプションホール
▲定  員:先着100名

お申込み・お問い合わせ:シェア(=国際保健協力市民の会)
TEL   :03-5800-4778,4786 
FAX   :03-5800-4779
e-mail:share@tokyo.email.ne.jp
URL   :http://www.ne.jp/asahi/share/health/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆活弁in学士会座  ◆◆◆

<『結婚哲学』 ~弁士・澤登翠&澤登翠のシネマトーク~>

▲監   督:エルンスト・ルビッチ/1924年ワーナーブラザース作品
▲活動弁士 :澤登翠
▲ピアノ伴奏:柳下美恵
▲開催日時 :9月18日(木) 開演・18:30
      (開場18:00・上映終了20:00・トーク終了予定21:00)
▲会   場:学士会館神田本館1F レセプションホール
▲木 戸 銭:前売り3,000円(当日3,300円) ワイン&チーズ付
             七大学の現役学生は2,000円(学生証提示)
*チケット予約(氏名・連絡先住所・電話番号・枚数をお知らせ下さい)

学士会事務局(平日9時~17時)
TEL   :03-3292-5955(大村・小平) 
FAX   :03-3292-2779
e-mail:info@gakushikai.or.jp
URL   :http://www.gakushikai.or.j

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆シリーズ ~話は尽きない~  ◆◆◆

<團藤重光学士会理事長×黒田泰三会員>

▲対 談:芭蕉と仙?(せんがい)
▲内 容:團藤理事長がご自身の趣味の世界を出光美術館学芸課長の黒田会員
     と語り明かす
▲日 時:9月30日(火)午後2:00~(約1時間予定)
▲会 費:3,500円
▲定 員:50名
*チケット予約(氏名・連絡先住所・電話番号・枚数をお知らせ下さい)

学士会事務局(平日9時~17時)
TEL   :03-3292-5955(西川・黒渕) 
FAX   :03-3292-2779
e-mail:info@gakushikai.or.jp
URL   :http://www.gakushikai.or.j

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆学士会企画による研修ツアー 第2弾◆◆◆

【東京の近代建築を訪ねる】<三舩康道会員を講師に迎え>
 ~ジョサイア・コンドルの建築をめぐる旅~

 7月に松尾剛次会員(山形大学教授)を講師に迎え、大好評だった鎌倉ツア
ーに続き、第2弾としましてジョサイア・コンドルの近代建築ツアーを行いま
す。東京の街並みから、文化財産である歴史的建造物が次々と姿を消していく
なかで、いまも大事に使用されている近代建築の価値と保存の意味を研修しま
す。高輪の「開東閣」は通常非公開ですが、今回は特別に見学許可をいただき
ました。昼食は綱町三井倶楽部のフルコース(5,000円)です。学士会会員と
その同伴者限定のツアーですので、お一人でもお気軽にご参加ください。


▲三舩康道(Yasumichi Mifune)
 1949年、岩手県に生まれる。千葉大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院
都市工学科博士課程修了(工学博士)。一級建築士(建築部門)。新潟工科大
学教授を経て、現在(株)エコプラン代表取締役。歴史・文化のまちづくり研
究会代表。著書に『東京の近代建築』(監修)、産経新聞に「まちの名建築」
を連載中。

◆日  程:11月12日(水)8:30~17:00予定
◆内  容:旧岩崎邸・綱町三井倶楽部・三菱開東閣を見学予定
◆旅行代金:20,000円(昼食は三井倶楽部のフルコース)
◆募集人員:35名(最少催行人員30名)

※お申し込み受付は、先着順とさせていただきますので定員に達した場合に
は止むを得ずお断りする場合もございます。ご了承ください。
※建造物入口まではバスで参りますが、建物内部はエレベーター、エスカレー
ターがございません。見学中は徒歩が多くなりますので、お含みおきください。

◆お申込み締切日:10月10日(金)消印有効
◆JTB添乗員が全行程同行いたします。 

ご旅行に関する、お申込み・お問い合せは
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
JTB「学士会研修ツアー」係
TEL:03-3263-9024・9037
FAX:03-3234-1446
受付時間(月)~(金)9:30~17:30(土・日・祝・祭日休業)

〒101-0003千代田区一ツ橋2-3-1
 JTB東京神保町支店
 一般旅行業務取扱主任者 江田裕紀 / ツアー担当 相馬浩

企画/制作:社団法人学士会総務課企画係 旅行主催:ジェイティービー 
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
-------------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ● 今月の学士会館同窓会情報(七大学関係の同窓会) ●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

学士会館本館
 1日 北大化学30期会
 3日 京大一水会
 4日 名大潤山会
11日 九州大学連携大学院公開講座
16日 東大土木16年会
19日 東大農林産29年クラス会
26日 東大昭27年理19B会
   駒場研究会
   東大工学部昭22年卆鉱山学科クラス会
27日 東大物理40年卒同窓会
   九州大学歯学部同窓会東京支部
   東大二構造兵会
   京大経済学部同窓会・経済学部懇話会
29日 東大三鷹クラブ
   東北大学電気系同窓会
30日 九州大学農学部食糧化学工学科懇親会


学士会分館
 4日 東京銀杏会
10日 雲山会
11日 東京銀杏会
13日 一高短歌会
17日 やはらぎ会
20日 船舶工学科クラス会
22日 東大国文学研究室
24日 旧制弘高会

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ 幹事代行サービス承り中 ◆◆◆

 学士会事務局では、同窓会幹事代行サービスを承っています。学士会館で同
窓会を開催される幹事さんのお手伝いをします。

 ①会場の予約
 ②案内状の印刷・発送
 ③出席者の名簿作成
 ④看板・名札の準備
 ⑤会場のレイアウト
 ⑥受付の準備

 といった業務を幹事の方に代わって準備します。切手・葉書代等の実費はご
負担いただきますが、手数料等はいっさい頂きません。


*お問い合わせ/お申し込み(平日9時~17時)
 学士会事務局 TEL:03-3292-5955
 Eメール info@gakushikai.or.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ● 過去の月報ピックアップ ●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃□┃国際連盟土産談    
┃□┃新渡戸稲造
┃□┃           学士会月報No.471号(昭和2年6月号)より抜粋
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ご紹介のお言葉にもあったように、私は満八か年国際連盟の事務局に奉職し
ておりまして、国際連盟が出来てから満七か年になります。
 創立以前、言わば店開きをしない前から入りました。まず国際連盟なるもの
は如何なるものなるか、これがどういう働きをしているか、即ちその性質とそ
の活動については中から見聞致しました。私に取っては非常に好機会であり、
稀に得る経験を得たのでありました。

 連盟の目的は二つある。根本的の目的は戦が生んだ事業であるから、勢い戦
に直接の関係がある。従ってその目的とする所も戦争防止である。その目的を
遂行するにはどうするか、色々やり方がある。戦の始まりそうになった時分に、
相談会を開いてこれを止めることもあろうがそれでは物足らぬ。日頃国と国と
の間の交際を近くして置かねばならない。そこに第二の目的が起こる。即ち国
際的協力である。この二つの目的は国際連盟の憲法とでも申しますか、所謂規
約の初めにある。その規約ということも普通に言う条約だとか、即ちトリーテ
ィーとかコンベンションだとか、或はアグリーメントだとか言う国際的常用語
を避けて、変った字を用いている。フランス語ではこれをパクトと言い、幾分
か政治法律ばなれの道徳的意味が含んでいる。これが英語のカヴェナントとい
う字に一層明かに現れている。悪口でもありませんが、ウィルソン氏がこれを
主張した時に、彼の父はキリストの牧師であるピューリタン系統であったが為、
この規約は唯法律的の約束ではない。神前の誓なりとの意味を豊かに含めた意
を示したものだという。この憲法、規約は簡単なもので僅か26か条から成り立
っている。一番初めには唯今申し上げた戦争の防止、それから国際的の協力を
掲げて目的としてあります。何故こういうことが起こったかと言うと、言う迄
もなく大戦争の結果こりごりした。二度と戦争があれば西洋文明は忽ち破壊さ
れる。
 故に戦の害を最も痛く感じた国が最も熱心したのである。イギリス・フラン
スがそうである。私はアメリカが入らないのは、一つに戦争の苦しみを十分に
味わわなかったからだと思う。ベルギー・フランス等の古戦場、古の字は付い
ても新しい古戦場、行って見る者は悲惨な感じがする。これを見ないでただ戦
争は名誉を得る唯一の機関のように思っている者はなかなか平和に関して熱心
が起こらぬ。ある人が言ったことにも、短い戦争をして成功した国民ほど不幸
な国民はない。これは暗に日本を当て付けた言葉であります。日清戦争なり、
日露戦争なり、二年も経たぬ内に連戦連勝を経験したから、戦争は恐ろしくな
い、寧ろ好いものだ、算盤弾いて得なりと信ずる。それに反して長い戦をして
悲惨な経験を経た国は、どうかして何かの方法によって戦いを止めなければな
らぬという根底から戦争を廃する念が起こって来た。即ち国際連盟はその結果
である。

 その仕事の範囲と言えば、どこまでも今後広がると思うのでこれについてあ
る人は心配までしている。提議されて問題が解決しない内に、徒に他問題に移
るのは宜しくない。尤もそういう恐れは現にあるのである。例えば衛生のこと、
ここには林先生などもいらっしゃるが、私よりその方にお詳しくいらっしゃる
が、ある問題に付いてちゃんと極める。
 それが済んでしまった後でまた新問題を取立てるのでない。済まない内に片
方に手を着ける。その外に幾らでも手を広げる。ところが今は衛生の問題にな
ると、金の出所があるから出来るが、他の問題はそうはいかぬ。連盟の費用は
各国の政府の分担で始末する。全部の費用が僅に千万円。その内日本でも今八
十万円も出しているが、イギリスが一番沢山出している。ドイツとフランスは
同額、日本は三番目である。この分担金は人口・面積・収入・貿易額・その他
種々なる点から計算して定める。支那の如きは四年間も出していない。それで
出さない国には、どういう制裁を加えるかという事は、殆ど未決になっており
ます。この額を増やすことは何国も喜ばぬのである。だからして仕事をするの
に金の為に抑えられてしまうのである。けれども衛生の事とか人道のことなら
ばアメリカは加盟国ではないがアメリカの民間から、例えばロックフェラー財
団だとか、カーネギー財団というものが喜んで寄付をしてくれる。現に国際連
盟の衛生事業の費用の大部分はアメリカから出ている。人道的事業は好いこと
に違いないが、まだ国際連盟の立場から言えば仕事の末であってその大目的は
戦争防止である。この事に就いては少なくとも四度位は戦を止めている。現に
ポーランドとリトアニアで戦をしていた最中に国際連盟から電報を打って、と
にかくも両方とも代表者をここへ寄越せというので、その時から戦が止まった。
鉄砲を撃つことだけは止めた。
 しかしながら両国の平和・和睦の条約は未だ出来ていない。だから国際公法
の見地から言うたならば或は戦争の状態にいると言ってもよいだろうと思う。
けれども戦はしないでいる。それから大変面白かったのでは、二年前だったか
ギリシャとブルガリアとの境に番兵が居ったが一寸した間違いから発砲を始め、
ギリシャの境を守るという名の下に、二里も三里も国境内まで入り込んだ。そ
れでブルガリアが電報を我々の事務所に寄越した。
 これが月曜日の朝六時であった。それから事務総長のドラモンド卿が、すぐ
にその時の理事会の議長に、議長と言うのは始終変わって行きますが、その時
の理事会の議長のフランスのブリアンに、直ぐに電話を掛けて「すぐに理事会
を開いてください」。「宜しい、承知した。」理事会員でも遠方の人はスウェ
ーデンから来なければならぬから、金曜日に理事会を招集する電報を打った。
スウェーデンの外務大臣は、特別の飛行機でやって来た。金曜日に開いて土曜
日には済んでしまった。それから両方の代表者が出て講和条約、ギリシャから
ブルガリアに損害の賠償を払う事となり、初めから終わりまで十日掛かった。
この話は一段落を告げた。この事は国際連盟の誇りとしておりますけれども、
一方にはそれはブルガリアとギリシャだからで、フランスとイギリスではそう
はいかぬと疑う人もある。一応もっともであるが、疑うというものは限りがな
い。疑いあるからとてやらぬ訳にも行かぬ。とにかく出たものだけを解決した
というだけは確かな事実である。医師が小さな癌を治したと言って、必ずしも
大癌を治すとは断言しまい。断言しまいけれども、とにかくさしあたった小患
を治したと言うのは一つの誇りである。

 国際連盟の実績を申せば沢山有りますが、今後やるべき事は沢山ある。ただ
未だやらぬことをもってその価値を判断してはならぬ。支那の動乱はどうする
のだ、連盟は何もしないじゃないか。なるほど何もしない。連盟をもって万病
を治す妙薬とは言はない。殊に支那の動乱は国内の事であるから、連盟はこれ
に関しない。それで連盟の金に限りがあるし、一兵卒をも有しない。警察官さ
え持たない。僅か総会の時分に門番を頼む位のものだ。それが関の山で連盟に
一兵卒もなくして、世界の平和を守ろうと言うのだから、まだ足らぬことは沢
山あります。けれども今までの成功によっても、我々は大なる希望を託してい
る。私はこれより外に今日の世界に望みはないとまで思う。これが唯一の望み
だと思っております。 
                  (法学博士・農学博士・貴族院議員)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ● 会員からの投稿コーナー ●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

下記に出展しています。
よろしくおねがいします
八束 正司夫(ヤツヅカ マシオ)
**************************************************
ART FREAKS展2003 part II
2003年9月17日(水)~9月21日(日)
10:30-18:00 (最終日は16:00まで)
くりっく 世田谷文化生活情報センター
ワークショップA
世田谷区太子堂4-1-1
東急田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅下車徒歩1分
**************************************************

「わたしが見た日比谷公園」絵画展
2003年9月15日(月)~27日(土)
10:00-17:00
日比谷ギャラリー
千代田区日比谷公園1-5
営団日比谷・霞ヶ関駅下車徒歩3分

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

《皆様からの投稿募集》
※会員の皆様からの投稿を募集しています。ご投稿者全員に学士会記念品セッ
 トを進呈しています。投稿は、匿名希望でも承っております。
※また、会員の方からのご要望により、会員の方のホームページを紹介してい
 くことにしました。ご自身のホームページを紹介したい方は、ホームページ
 アドレスと30字前後の紹介文を学士会企画係までお知らせください。
※展示会等の告知も承っております。
※投稿については、下記メールアドレスにお送りください。

info@gakushikai.or.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ● 今月の一冊 ●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆『「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは』
◆李登輝著・小学館・2003年刊

 今号の会報ピックアップで再録した新渡戸稲造が1899年に著述した「武士道」
を李登輝台湾前総統が紐解き解説した書。李登輝氏は旧制の台北高校を経て19
43年日本植民地下の京都帝国大学に入学。台北高校時代に図書館で出合った新
渡戸稲造によるトマス・カーライルの『衣装哲学(サーター・リサータス)』
の懇切丁寧な「講義録」がきっかけとなって、新渡戸の専攻していた農学部農
林経済学科に進学した。微妙な位置に置かれた台湾を舵取りした氏の精神的支
柱は、新渡戸の「武士道」に導かれていることを物語る一冊。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
このメールはMSゴシックなどの等幅フォントで最適にご覧いただけます。

配信中止はこちらから→ https://www.gakushikai.or.jp/mailmag/index.html

お送りしております学士会メールマガジンの再配信、及びホームページ等への
無断転載はご遠慮くださいますようお願い致します。

┏━◆お問い合わせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  社団法人 学士会
   ◆電話番号:03-3292-5931
    ◆メール:mailto:info@gakushikai.or.jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

[学士会メールマガジン]
配信に関する手続き、ご意見などは以下のホームページからお願いします。

〈登録・配信停止はこちらへ〉
https://www.gakushikai.or.jp/mailmag/index.html


         総編集長:社団法人 学士会 事務局長   鎌田敬士
         編集長 :社団法人 学士会 総務課 課長 岡崎芳夫
         発  行:社団法人 学士会 総務課 企画係
              〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28