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学士会同好会の紹介

学士会では現在10の同好会が活動しています。
各同好会のご紹介です。ご興味のある方は、お気軽に各同好会までお問い合わせください。

撞球会

ビリヤードは、玉の運動を予測するという知的活動であるとともに、手足の微妙な動きが大切な、体力維持、ボケ防止には絶好の室内スポーツです。会員の大半は全くの初心者で入会し、数年間で中、上級レベルに達しています。 現在若年層を対象とした“初心者セミナー”を定期的に開催して同好者のすそ野を広げるとともに、退職後に趣味の領域を広げようとする人たちを大歓迎しています。
関心をお持ちの方は、4階の撞球室をちょっとのぞいてみてください。会員でなくても、キューの持ち方から解説します。 とくに毎月最終土曜日午後は、“初心者デー”ということで、経験者浅い人たちに集まってもらいベテランの指導の下ゲームを楽しんでもらいます。
毎日午後には会員が居ますので、お気軽にお問い合わせください。

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撞球会
 

囲碁会

囲碁会は発足以来100年を超える伝統があります。広く明るい対局室での絶好の環境に恵まれ、 級位者から高段者まで約250名の会員が囲碁対局と親睦交流を楽しんでいます(中には、右の写真のように90才を過ぎ、カクシャクたる会員もいます)。
囲碁を愛し、且つ棋力の向上を目指す学士会会員の方はどなたでも入会できます。女性や低段・級位の方は特に大歓迎です。
最近はインターネットやZoomを利用したテレ碁会・テレ指導碁も始めました。
遠距離在住の方やご家族・身体の事情で来館が困難な方でも、囲碁会の活動に参加できます。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に学士会館4F会員倶楽部室までお越しください。

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将棋会

学士会将棋会は100年近い歴史を持つ東京では最も古い将棋クラブの一つです。
毎週火曜日、木曜日、土曜日の午後に例会を開催しています。会員の多くはシニアの方ですが、最近若い女性の会員を得ました。棋力はいろいろです。80歳後半の会員が60歳前半の会員を手玉に取る光景も珍しくありません。
本会の特徴は独自のレーテイングシステムを採用していることです。レーテイングは実時間で実力を評価するシステムで、段位と違って上がったり下がったりします。レーテイングを使うと、合理的に駒落ちを決めることが出来ます。日本将棋連盟の鈴木大介九段と梶浦宏孝六段、土曜日には堀彩乃女流一級による指導対局を行っています。シニアになって認知機能の低下が心配な方、孫に将棋を教えたい人はどうぞ将棋会の門を叩いてください。
会員が親切に対応します。火、木、土曜日の午後に会館4階の会員倶楽部室にお越し下さい。

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将棋会
 

草樹会(俳句)

今日、どこの俳句結社の句会でも参加者の大半が女性となりますが、草樹会は男性ばかりの珍しい俳句会です。
句会は、毎月第4火曜日午後1時に投句を締切り、前月に出された四つの兼題と当日の席題より5句を投句して5句を互選、高得点者を披露して終ります。そして、年間の高得点者に学士会理事長杯が授与されます。
既受賞者は対象外となるため、入会3~4年の方が同賞を獲得する場合も少なくありません。
毎回句会終了後には、会員同士思い思いに繰り出し、懇親を深めています。
俳句を愛好される方、特に女性会員の入会を大歓迎いたします。

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草樹会
 

裁錦会(漢詩)

 裁錦會は昭和5年(1930年)12月の学士会会報に設立趣意書を発表して、広く同好の士を募り、昭和6年(1931年)に第1回の例会を開催しました。途中、戦中/戦後の混乱で活動が中断されていましたが、昭和42年(1967年)に復活し、以降、休会する事も無く今日に及んでいます。現在も隔月に年6回例会を開催し、令和6年1月例会で第307回になります。裁錦會詩集も3年毎に発刊され、令和4年5月には「裁錦會詩集XIV」が上梓されています。日本漢詩界の全国組織である全日本漢詩連盟の設立が平成15年(2003年)3月で、昨年、令和5年に20周年を迎えたばかりですから、それよりはるか前に設立された伝統ある会という事になります。
 会員は現在24名、大学で中国文学を修められた数人の方を除いて、そのほとんどが会社等の仕事を辞めてから初めて漢詩の勉強を始めたという人ばかりです。いろいろな分野の出身者がいて多士済々ですが、会員の約半分が技術系なのは、漢詩が意外と論理的なせいでしょうか。
 今一番の課題は、会員の高齢化が進み、このままでは近い将来、会の存続が危ぶまれるという心配です。漢詩が好きだという方は結構いらっしゃるのですが、漢詩を作るのはチョットという方が多く一つの壁になっています。
 しかし、漢詩作は決して難しくありません。詩作をやった事が無いという初心者の方でも、4~5回の講習で、一番簡単な一句7文字/4句からなる七言絶句が作れるようになります。2字/2字/3字と詩語集から言葉を選んでパズルのように並べ、これを「起承転結」という言葉通りに4句作れば出来上がりです。よい漢詩になるかどうかは俳句や和歌と同様にセンスの問題で、この会の名前のように「錦を裁つ」のがその要点です。
 例会は奇数月の第3火曜日、11時~15時、学士会館で開催、各人、自作の詩を持ち寄って、お互いに自由闊達に詩を敲き合い、研鑚する事を目標にしています。オンラインZOOM会議を同時開催していますので、遠方の方(中京、関西地区、九州)でも例会に参加できます。

 これから漢詩の勉強をしたいと思っておられる方は、先ず、この例会を聴講して下さい(無料)。そういう方が数人になれば、上記のような漢詩作の講座をZOOM又は対面で行う事を計画しています。
 聴講(或いは漢詩作指導)ご希望の方はHP事務局に、「学士会裁錦會」(担当、三村公二)宛として、お名前/住所/メールアドレス/電話番号を添えて、メール又は郵便でお申し込みください。特に期限は設けていません。
 皆様からの御連絡をお待ち申し上げております。

【漢詩の紹介】代表的な漢詩三首の紹介

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裁錦会
 

短歌会

短歌にもいろいろありますが絵画同様前衛的なものから、言葉の情感に訴えるものまであります。
初期の短歌は万葉集と考えられていますが、その頃は日本発祥の文字がまだ十分な発達をしておらず、短歌は日本人の音楽性の好みに合ったのか口伝えで五七五七七あるいはその類似形で広がり、やがて万葉仮名の登場で記録されるようになりました。その後、ひら仮名が発明され、芸術性を勝ち取るまでになったのです。このひら仮名によって短歌は大きく発達しました。五七五七七の定形性に適当な数の漢字と仮名の組み合わせることで表現にも美しさが生じます。
第二次大戦の終了後に、日本語の簡単化を目的とした仮名文字改革がおこなわれ、歴史仮名づかいの有する伝統美と有用性を捨てて、現代文を発音通りに記述することになりました。これにより作品が大きく分けられるわけですが、学士会短歌会は自由で鷹揚な組織であって、歌の詠み方に特段の規則を押しつけるものではありませんので、多くの方にご参加いただきたいと思います。例会は2カ月毎に開かれ会員の親睦のもと発言に遠慮がなく切磋琢磨が実行できます。
国民に愛される日本生まれのことばの芸術を私達と、是非、楽しみましょう。
短歌会一同、入会のご連絡をお待ちしております。

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短歌会
 

学士会落語会

本会は、落語を通じて日本文化を研究し、併せて質の良い健全な笑いの場に集うことにより会員相互の親睦を深め、より豊かで健康的な人生を楽しむことを目的に掲げ、平成17年10月に発足いたしました。学士会同好会の中では後発ながら、現在約300名の会員を擁する大きな組織に育っています。

年6回の例会では、落語家による優れた話芸の鑑賞を中心に、時には有識者による講演を加える等、工夫をこらした企画を楽しんでいただいています。また、寄席の楽屋見学、会員有志による落語実演ミニ落語研究会といった特別企画も実施し、その他会報「まくら」を隔月刊行し、例会の模様、落語に関する解説、会員投稿記事などをお届けしています。さらに最近では、当会専用のFacebookを設け、落語に関する情報や意見を日常的に交換する新しい試みにも着手しています。

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学士会落語会
 

探秀会

探秀会は、平成27年に設立された新しい同好会で、都内近県の、文化財として価値ある建物・史跡や、重要な公共施設・産業施設などを対象に、日帰りで、年4回見学活動を行っています。会名は「秀れたものを探し訪ねる」の意です。
これまで訪問した主な見学地としては、以下のようなところがあります。
(詳細ページの方に、見学の感想や写真をいくつか載せておりますので、ご覧ください。)

<建物・史跡など>
・旧海軍連合艦隊司令部地下施設(横浜市港北区)
・ニコライ堂、湯島聖堂(千代田区、文京区)
・日本銀行本店(中央区)
・旧前田侯爵邸(目黒区)
・旧細川侯爵邸(文京区)
・自由学園明日館(豊島区)
・東叡山寛永寺(台東区)

<公共施設・産業施設など>
・警視庁本庁及び最高裁判所(千代田区)
・防衛省(新宿区)
・ホンダ狭山工場(狭山市)
・朝日新聞東京本社(中央区)
・東京駅、東京ステーションホテル、東海道新幹線運行施設(千代田区)
・東京地下鉄(株)総合研修訓練センター(江東区)
・全日空機体整備工場及び安全教育センター(大田区)
・東京スカイツリー(墨田区)
・国立極地研究所(立川市)

なお、見学会の他に年1回総会を開催し、併せて識者の講演と懇親会を実施しています。

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探秀会
 

村雨会

観世流謡曲を謡い続けて半世紀、令和5年度の始めに当たる同年4月の例会が第619回に当たります。戦前にも会報を賑わした当会は学士会館で発足したものの適当な和室がないため早くに館外へ出て今は新宿の大和舞台。本格的な敷舞台があり、毛氈を敷いても足が痛い恨みはあるものの、雰囲気は抜群です。
例会は月1回、素謡は3番だけですが高齢者が多いので早仕舞いは有難く、輪番で務めるシテは自分が希望する曲が謡えて、地頭に玄人の先生を招聘して謡い終えた後の寸評が参考になるなど、内容が充実していると好評を得ています。
コロナ期には連続20箇月を休みましたが、令和4年度に入って殆ど休むことが無く、最盛期に演じていた会員の独吟・仕舞の復活が遅れているだけです。
謡会と言えば女性が多いのが常なのに、当会は長年の間母体の状況を反映して男性ばかりでしたが、平成末から女性が参加するようになりました。またその後稽古歴の浅い人が入会し、他の方に交じってそれなりに楽しんでいるのは今に続いています。
ご関心のある方は一度例会を覗きに来られませんか。今まで見学に見えた方は気に入って即日入会されていますよ。
なお謡曲は、我が国が世界に冠たる世界無形文化遺産の「能楽」のうちの「能」の声楽部を担当するもので、観世流はシテ方5流あるうちの最多の愛好者を擁する流儀です。

以上

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村雨会
 

ミュージアム倶楽部

ミュージアム倶楽部は、令和5年秋に発足したばかりの同好会です。第1回目の活動として、11月9日に東京国立博物館の特別展「やまと絵」鑑賞会を行いました。展覧会鑑賞の前に、学芸員の方から丁寧な見どころ解説をしていただきましたので、より楽しく鑑賞することができました。その後定員制ではありましたが、期間限定で公開されていた庭園内の日本家屋「応挙館」を貸し切り、円山応挙の襖絵(レプリカ)を見ながら、帝国ホテル総料理長監修の御膳をいただきました。
今後も、年に4回くらい、バラエティに富んだ展覧会を選び、鑑賞会を開催する予定です。展覧会の鑑賞が主たる活動ですが、訪問先のミュージアムにご協力いただいて、プラスアルファの企画や会員同士の交流が図れる活動なども行ってまいりたいと考えております。
美術館や博物館へ行くのが大好きな方はもちろん、興味はあるけれどなかなかきっかけがなくてという方も、是非ご参加、ご入会ください。

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ミュージアム倶楽部