学士会同好会の紹介

短歌会

代表者名 軽部 規夫
会員数 約50名
活動日 奇数月 第3土曜日もしくは日曜日
場所 学士会館3F 302号室
会費 年会費12,000円
入会条件 学士会会員であれば、どなたでも入会できます。
入会方法 事前にご連絡いただき、活動日にご来館いただき受付となります。
お問い合わせ先 nkarube@nifty.com
委員:軽部 規夫
  • ※お問い合わせの際、氏名・卒年・学部・電話番号を明記ください。即日ご返信できない場合がございますのでご了承ください。
活動紹介 短歌にもいろいろありますが絵画同様前衛的なものから、言葉の情感に訴えるものまであります。ここでは学士会短歌会の皆様の好みを紹介して、会員増大の機会を創造したく思います。
初期の短歌は万葉集と考えられていますが、その頃は日本発祥の文字がまだ十分な発達を遂げていなかったので、短歌は口伝えに人びとの間に流布して行ったことと思います。この時五七五七七あるいはその類似形が日本人の音楽性の好みに寄与していたことは否定できません。やがて民族固有の記録媒体として万葉仮名が現われて短歌が記録されるようになりました。
その後本格的な記録媒体としてひら仮名が発明されそれは単なる記録媒体としてのみならず、芸術性を勝ち取るまでになりました。このひら仮名によって短歌は大きく発達しました。適当な数の漢字と仮名の組み合わせによって短歌表現にも美しさが生じます。ひら仮名をただ単に短歌の普及や記録媒体としてのみ扱うのでなく、芸術性まで生んでいます。ここでは国民が好む旋律を通して五七五七七の定形性までもが尊重され重要視されていることは言うまでもありません。
その後江戸時代に入り、短歌よりさらに短い五七五の定型詩が現われました。そこには季語と切れ字の採用が義務付けられています。現在我国では俳句及び短歌の二種の短い詩がありますが、両者を同時に楽しんでいる方々もおられます。
これらの詩の記述において大きな問題になっているものに、仮名づかいの機構があることを述べます。それは第二次大戦の終了後に突如占領軍の米軍によって提案された、日本語の簡単化を目的とした仮名文字改革案であります。それは歴史仮名づかいの有する全ての伝統美と有用性を捨てて、現代文を発音通りに記述することです。一言でいうと発音の単純化であり、占領軍の押し付けがなければ実現できるものではありませんでしたが、当時の日本政府はこれを受け入れたのです。現在の日本語公文書はこれを発音の基本にしており、日常生活においては何ら不都合を感じません。これは最大の長所であって複雑な歴史仮名づかいには伝統美を除いて長所は少ないものといえるでしよう。わが学士会短歌会は両者の選択を公文書以外の文章記載では各人の自由に任せているので、若人は現代仮名を採用しています。短歌でどちらを採用するかは勿論歌題によりますが、学士会では歌題自体会から与えられることはないので問題になりません。むしろ我々は現代文という環境の中で日々の生活を行っていますので、現代文仮名の選択のほうが便利であると言えるでしょう。私自身は平成24年に本会に人会した時に歴史仮名遣い、五七五七七の定型性を採用しました。これ以外には経歴からくる歌題としての理系環境と社会問題を採用しましたがその後より自由になりました。
もちろんこれらの規則は自分の歌詠み方針として採用したものであって、学士会短歌会は自由で鷹揚な組織であって上記の規則のいずれのものも規則として押しつけるものでないことを申し上げたいと思います。平成31年1月発行の学士会短歌会発行名簿によればアイウエオ順に43名の会員名が氏名、学歴、称号、卒業専攻、現住所、電話番号ともに記入されています。
問題は会員中高齢者が多く、例会に出席がかなわなくなったり、場合によっては御逝去なさることです。例会の規模は発言に遠慮がなく切磋琢磨が実行できるものですが、平均年齢が徐々に高齢化するとともに会員数が減少することが問題です。短歌は決して消えて行く運命のものではありません。国民に愛される日本生まれのことばの芸術として時代とともに生き残っていく日本独自のものです。短歌会の会員はいくら高齢になって例会に出席できなくなっても短歌を詠むことは中断しませんので、現在の平均年齢が常に維持できるよう新たな方々が参画されることをぜひお願い申し上げます。
前述したように年6回の例会で、会員の義務付けられている投稿歌は無題のものです。これらのうち5首が選ばれます。歌の評価は歌題の適切さ、歌の内容が歌題にふさわしいか、歌の表現が適切か、同練れているか、わかりやすいか、表現が文法的に正しいか、などの諸点が逐一評価されます。評価者は全員が会員であり歌人の名は伏せられたまま選択した5名の名を歌番で代表させて記入するのです。その結果は例会中に発表されます。評価においては一種の総合点で代表されるように見えます。それでも評価される方としては苦情を言ったことはありません。あっさり評価が終わっても一種の会員の親睦が達成されたという満足感が残ります。こうしたことも新規会員が増大すれば変わるかもしれません。
2か月に1回の評価会ということは時間はたっぷりあることを意味します。評価歌は郵送を急がず歌題の選択から考えて前ページの各評価点に従って十分に推敲すれば、やがては新人会員の方々も十分高い点数を期待できることでしょう。

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